ヨハネの黙示録3 “ダニエルの70週” 【旧約ダニエル書9:1〜27】 わかりやすい最新「70週」略図付きです

“ ダニエルの70週 ” 【 旧約ダニエル書 9:1〜27 】

 
 紀元前536年のバビロン。まだ、バビロンに捕囚中のユダヤ人。 だが、大天使ガブリエルが預言者ダニエルに現らわれ、廃虚と化したエルサレムについてこう告げました。エルサレム再建の命令とともに、預言の時計がイスラエルに対して回り始めます。
 70週が定められ、その間に、神はあることをされると。
 この預言は、ダニエル書第9章に書かれていますが、要約すれば次のようになります。

 「 あなたの民 ( ユダヤ民族 ) と 聖都 ( エルサレム ) には 70週が定められている。

 1・ それは、
     ● 背きをやめさせ
     ● 罪を終わらせ
     ● 咎を贖い
     ● 永遠の義をもたらし
     ● 幻と預言を確証し
     ● 至聖なる者に油を注ぐためである 」( ダニエル書 9:24 )


 「 それゆえ、知り、悟れ。エルサレムを建て直せとの命令が出てから、メシアである君主 ( 王 ) までが7週 と 62週 。その間、困難な時を経て、広場と石垣は建て直されます。
 その 62週の後に ( 70週目 = 最後の一週 ) 、メシア ( 君主 ) は 断たれるが、それは 自分のためではありません。
 やがてくる君主 ( 暴君 ) の民が、町と聖所を破壊します。 その終わりは、洪水のように来て、戦いの終わるまで、荒廃が定められています。

 彼 ( メシア ) は、一週 ( 残された最後の7年 ) のあいだ、多くの者と契約を堅く結び ( 新しい契約 = ミサ聖祭 ) 、
 週のなかば ( 3年半 ) に犠牲と捧げ物をやめさせます。
 そして、荒らす者の憎むべきものが 翼 ( つばさ = エルサレム )
 ( 訳注:七十人訳では、 「 神殿に 」 ) に現れます。
 ついに、定められた絶滅が、荒らす者の上にふりかかります。 」

 ( ダニエル書 9:25〜27 )

 これは、どの節においても、
 第一に、メシアのことが、
 第二に、エルサレムのことが預言されています。

 「 それゆえ、知り、悟れ。 エルサレムを建て直せとの命令が出てから、メシアである君主までが7週と62週 ( = 69週 ) 。 その苦しみの時代に、広場と石垣は建て直される 」
 ( ダニエル書 9:25 )

 エルサレムを再建せよとの命令が、起算点になります。
 エルサレム自体の建設は、
 「 キュロス,ダリウス,アルタクセルクセスの命令に従って 」
 実現しました ( エズラ書 6:14 )
 と、あります。
 三度目の命令が一番重要になります。
 BC457年、その命令は、ペルシャ王アルタクセルクセスの治政第7年 ( エズラ書7:1,7,8 ) と聖書に書かれています。
 この第三勅令によって、エルサレムは 合法的に復興され、自治権を完全に回復 ( エズラ書 7:24〜26 ) 。
 ダニエル書の70週は、この年に始まることになります。
 BC457年という年は、四つの別々の資料によっても確定されています。

 1.ギリシャのオリュンピア紀の年代記。
 2.プトレマイオスの法典。
 3.エレファント・パピルス。
 4.バビ口二ア粘土板。

 ダニエルは、町と城壁の建設に7週 ( 49年間 ) かかる、と預言しています。
 パレスチナの歴史資料は少ないため、エルサレムが、ぴたり49年間で再建されたという証拠を見つけることは難しいです。しかし、

 「 エルサレムを再建せよとの命令からメシアである君主までが 7週 と 62週 」

 という預言は、メシア出現という、さらに重要な事件の年代を与えます。

 エルサレム再建 ( BC 457 ) から49年後は、BC408年、この年から434年後の西暦27年が、メシア到来の年になります。

 ここでは、詳細な起算方法の説明を省略します。 肝心なのは、 預言の正しい経過・順序を理解すること にあります。 預言の原文は、日本語翻訳時にゆがめられ、また、他の類似聖書個所と混同し、解釈を間違ってしまうからです。 中心的仮説は、次のようになります。

 1週のあいだ 7年+α = 前半3.5年+異邦人の時+後半3.5年、
        メシアは多くの者と契約を堅くします。

  前3年半の公生涯において、メシアは、動物の犠牲をやめさせます。

  これは、神ご自身が十字架の贖いを完成させ、動物による生け贄を廃止されたことにあります。  この時、失われたアーク:聖櫃は、ゴルゴダと呼ばれるどくろ=アダムの髑髏が埋められているとも言われる丘、キリストが、磔刑 ( はりつけ ) にされた十字架の地下十数メートルに実際に、隠されてありました。 そして、イエズス・キリストの御血が地震によってできた大地の裂け目を伝って流れ落ち、アーク:聖櫃に振りかけられました。 神ご自身の御血ですから、それ以後、動物の血を振りかける必要はなくなったと言う事です。 その時、神殿の至聖所に入る垂れ幕は、上から下へ裂けました。 これ以後、二度と、動物による贖いの儀式は必要としなくなったからです。
 神ご自身の御血が、 「 アーク:聖櫃 」 に振り掛けられたことは、今も証拠として残っています。 そして、この時、アダムの罪をも贖ったことになります。


イエズスの御血のサンプルについてロン・ワイアット氏の証言



 【 これが、新しい契約の意味で、
 メシアは、一週のあいだ、多くの者と契約を堅く結び、
 週のなかば:3年半に犠牲と捧げ物をやめさせるということがらは、
 主体は、メシアであります。
 やがてくる君主:暴君の民、「 荒らす者の憎むべきもの 」
 ではありません。
 プロテスタントの日本語訳聖書は、ここの主語、述語、関係が意訳されておらず、明らかに間違っています。 つまり、神学者自身が、翻訳時点において勘違いしていたか、意味を履き違えていたことになります。 】


 おそらく、イエズス・キリストの十字架磔刑が、西暦30年頃、さらに、イスラエル人に対する神の憐れみによる40年の猶予期間が満ちたのが、西暦70年、ローマ軍によるエルサレムと、神殿破壊が、こうして成就しました。

 そして 残る 後半の3年半 は、まだ 始まっていません。

 つまり、時間が止まったままです。
 砂時計が、再びひっくりかえされ、後半の3年半が、動き出す兆しは、

「いちじくの木=イスラエル国、から意味を汲み取るがよい。その枝がやわらかくなって葉が芽生えれば、もう夏の近いことがわかる。」
(マテオ24:32)


 歴史的あともどりのできない、修正変更のできない、「 異邦人の時が満ちる時 」 とは、「 2012年12月24日〜25日のクリスマス 」 あたりではないか? と、自分は、考えています。 その証拠の “ 印 ” が、ベテルギウスの超新星爆発による宇宙天体時計で刻まれる時の “ 印 ” ではないかと、示唆されます。 この後、ヨハネの黙示録の預言どおりに歴史がすすみ、 大警告 が起こり、そして、砂時計が、ひっくり返され、後半の3年半が、再び動き出します。
 追記、ベテルギウスの超新星爆発は、2014年 3月 3日現在、まだ、起きていません、どうやら、歴史的あともどりのできない、修正変更のできない、「 異邦人の時が満ちる時 」 の “ 印 ” ではないようです。 地上において、その “ 印 ” となるのは、やはり、イスラエルのソロモン 第三神殿 建設 成就のようです。 そして、ベテルギウスの超新星爆発の代わりに、変化を示唆する “ 印 ” が、2014年4月〜2015年9月にかけて目に見えるかたちで別の天体現象が起きます。 それは、「 4回の赤い血の満月 」 と言われています。


 イスラエル国家の再建 
 ⇒ 異邦人の時が満ちる時
  異邦人にもイスラエル人に対するのと同様の憐れみによる40年の猶予期間があります。
  そして 暴君 ( 反キリスト ) の出現 があります。
 「 獣には傲慢と冒涜のことばを言うことが許され、42ヶ月間 ( 3年半 ) 活躍する権力が与えられた。 」
 ( 黙示録13:5 )

 「 天の国のこの福音が、全世界に述べ伝えられ、諸国の人々に向かって証明される時 ( = 大警告 ) 、そのとき終わりは、来る。 預言者ダニエルが言った ≪ 荒らす者のいとわしいもの ≫ が、聖所に立つのを見たら、― 読者は悟れ ― その時には、世の始めから今までにもなく、後にもないほどの大艱難が起こる。 その日が短くされぬなら救われる者は、一人もいない。 だが、その日は、選ばれた人々 ( : 聖人達の代祷 ) のおかげで短くされる。
 ・・・ お怒りがこの民に下るからである。
 ・・・ エルサレムは、異邦人の時が満たされるまで、異邦人に踏みにじられます。
 そして、これらの日々の艱難の後、直ちに日は暗くなり、月は光を失い、星は空から落ち、天の力は揺れ動きます。
 その時、人の子のしるし ( : 大奇蹟 ) は、天に現れます。
 ・・・ その時、人々は、人の子が、勢力と大いなる栄光をおびて雲に乗り下るのを見るだろう ( : 空中再臨 ) 。
 また、ラッパの高いひびきとともに、遣わされた天使たちが、天のこの果てからあの果てまで、地の四方から選ばれた人たちを集める ( : 空中携挙、ラプチャ )
 ・・・ 私は言う、 『 主の名によって来たる者、祝されよ 』
 と、言うときまで、おまえたちはもう私を見るまい。
 ・・・
 『 そのとおりである。 私は言う、人の子が全能なる者の右に座り、天の雲に乗り来るのをあなたたちは見るであろう。 』

 ・・・ 神が昼夜ご自分に向かって叫ぶ選ばれた人々のために、正邪を裁かれぬことがあろうか、その日を遅れさすであろうか。 私は言う。 神は すみやかに正邪を裁かれる。 とはいえ、人の子が来る時、地上に信仰を見いだすだろうか ( : 背教 )?

 ・・・ それらがみな実現するまで、今の世は過ぎ去らぬ。 」
 ― マタイ・ルカの聖福音書各個所を抜粋 ―



 当時、ユダヤの地は、強大な口ーマ帝国の支配下にありました。
 時が近づくにつれ、ダニエルの預言を知った人々は、メシアの出現を期待し始めた。
 ルカも
 「 民衆は救い主を待ち望んでおり 」 
 ( ルカ 3:15 ) と書いています。
 悔い改めと洗礼を呼びかける力強き説教者 バプテスマの聖ヨハネ が、現れました。 その人は、ダニエルの預言をよく理解し、天国は近づいた、約束のメシアは、すぐそこに来ていると、告げていました。 実際、エッセネ派も、へレニストも、パリサイ派も、熱心党も、みなダニエルの預言を、メシア到来の預言と解釈していました。 へ口デ党もそうでしたが、世俗的な彼らは、へ口デ王自身が、メシアだと考えました。 ダ二エルの預言から、へ口デの時代に、「490年」が満ちると知ったからです。

 このように、メシア到来の時が来た というのが、当時のユダヤ人全般の意識でした。 ユダヤ人たちが、バプテスマのヨハネに祭司、レビ人を送り、「あなたはだれか」 と聞かせたのもそのためです。
 一人の青年が、ヨルダン河でバプテスマのヨハネから洗礼を受けるために来ました。 続く対話を人々がその通りに受け取れば、三年半後に起こるはずの事件に、十分に準備しえたはずです。

 エルサレム入城、最後の晩餐、十字架磔刑 ⇒ 新約の過ぎ越し 
 まず、ヨハネは、その人 ヨシュア:イエズス のことを見て

 「 見よ、世の罪を取り除く神の仔羊 」

 と言いました。 古代の犠牲制度から象徴されているように、

 「 いけにえの仔羊 」

 と、なるべき定めを負っていました。 ヨシュア:イエズス は、

 「 時は満ちた 」 という言葉で公生涯を開始し、自ら預言期間の満了を告げました。

 ヘブル語の 「 ヨシュア 」 は、ギリシャ語で 「 イエズス 」 と言います。 「 メシア、キリスト 」 とは、ギリシャ語のクリストス、へブル語の マーシーアハ:メシア 、つまり 「 油注がれし者 」 の意味です。
 ヨシュアは、故郷ナザレの会堂に入り、

 「 わたしの上に主の御霊がおられる。 主がわたしに油を注がれた 」

 と、宣言します ( ルカ 4:18 ) 。 それは、何年か? 福音記者聖ルカは、

 「 皇帝ティベリウスの治政の第15年、ポンテオ・ピラトがユダヤの総督、へ口デが、ガリラヤの国主、その兄弟ピリポが、イツリヤとテラコニテ地方の国主、ルサ二ヤがアビレネの国主であり、アンナスとカヤパが、大祭司であった頃 」

 と書いています。 主の洗礼=ご公現は、AD27〜28年頃 と言われます。
 聖ルカが、いかに注意深い歴史家であったかが分かります。 彼は、個別の証拠を7つ掲げることによって、年代を明確にしようと努めました。 なぜ、そこまでして・・・?

 これは、黙示録と関係深いことです。 これから来るべき3年半であるからです。 つまり、イスラエルに対する神のタイムテーブルは、最後の3年半を残して、キリストの十字架以来、一旦中断されています。

 もともと神の選民は、ユダヤ人でありましたが、神はすべての人を救うためにイエズスの十字架で救いを完成された後、ユダヤ人に対するタイムテーブルを一旦停止し、我々異邦人が教会へと集められて、救いを得る時間的猶予を与えています。 その間、ユダヤ人は、イエズスを拒絶しています。 この期間は、神の恵みによる統治下にあります。 「 教会時代 」 あるいは、 「 異邦人の時代 」 と呼ばれています。 ( ローマ11:11〜32 )
 「 婦人:聖母マリア=教会=霊的母は、荒野:信者の心の砂漠の自分の避難所に飛ぶために大鷲の二つの “ 翼 ” が与えられたので、蛇を離れて、一時、二時、また半時の間、
 3.5時=1,260日=3年半のこと=異邦人の時代、養われた。 」
 ( ヨハネの黙示録12:14 )  “ 翼 ” は、神の庇護を譬えています。

 「 兄弟達よ、私はあなたたちが自分の知識に自負しないように、この奥義を知ってもらいたい。 その奥義とは、イスラエルの幾分かがかたくなになったのは、異邦人が入ってその数が満ちるまでである。 こうして全イスラエルは、救われるであろう。 」
 ( ローマ人への手紙11:25,26 )

 神のタイムテーブル、砂時計は、再びひっくりかえされ、後半の3年半が動き出します。
 大警告、大奇蹟、大艱難と、ハルマゲドンの戦い、大天罰の順に終わりの時を刻みます。 ヨハネの黙示録に登場する666の反キリストの番号で象徴されるサタンの化身、反キリストの先駆的 “ 二頭の獣 ” が再び現れ、エルサレムに入り、神殿にあって自らを神と称し、偶像礼拝することを強要します。
 “ 二頭の獣 ” は、最後の大艱難を迎える時、最後の 「獣=反キリスト」 であるサタンの化身「受肉」に、その座を委譲します。

 このため、サタンの化身 「 受肉 」 は、ダニエル書とヨハネの黙示録で、
 「 荒らす者の憎むべきもの 」
 ( ロード・マイトレーヤ=大救世主;マイトレーヤを漢字で、弥勒菩薩 または、 大日如来 )

 と呼ばれています。
 従わない者は、迫害や困難に直面します。 二度目の大艱難時代となります。 そして、イエズスを排除していたユダヤ人にも大改心が起こります。 イエズスこそ待ち望んだメシアであったことを知り、悔い改めへと、至ります。

 ヨハネの黙示録は、最終的にゴグとマゴグに率いられた諸国の軍隊が、ハルマゲドン:ハル・メギド=メギドの丘において大戦争を勃発させます。

 核兵器による人類絶滅の寸前に、 「 救いの玉 ( ワームウッド彗星 ) = 大天罰 」 によって、神が歴史に介入されて強制停止させます。
 これが、 「 大天罰 」 と言われる最後の 「 暗黒の三日間 」 です。
 その後、イエズス・キリストが、シオンの山に地上再臨されます。
 現在の旧創造は 裁かれ、神の新創造を迎えるために、ついに 「時の終わり」 を告げます。



参考文献
契約の櫃」ジョナサン・グレイ( Jonathan Gray ) 氏著/林 陽 氏訳



ダニエルの預言 「70週」 略図最新改訂版拡大図
ダニエル書「70週」の預言略図0.25


〔 参考注釈 〕

 (1) 1週は7日、70週で490日です。
  この70週(490日)は、一日を一年と数え、490年を表すというのが、聖書学の定説です。一日を一年とする計算法は、民数記第14章34節に、また、エゼキエル書第4章4節にも「わたしはあなたのために一年に対して一日とした」と明記されています。

(2) ユダヤ人の注釈者J・J・スロツキーは、「70週」について、「この謎めいた言い回しはレビ記25章に出てくる7年周期を暗示する。」

(3) メシアに関する中心的預言の抽出
 25節;エルサレムの町、苦しみの中で建設される。7週と62週の終わりの年に油注がれた者メシア(王)が来る。
 69週の終わりの年に→70週目に入ります。

 26節;62週ののち、メシアは殺される。破壊の君主が都を滅ぼす。

 27節;1週:70週目=最後の残りの7年に、メシアは多くの者と契約を堅くします。
 1週の半ば=3年半に、メシアは犠牲をやめさせます。
 動物の血ではなくキリスト:神御自身の血で聖櫃:アークにふりかけられ、ただ一度による永遠の罪の贖いを十字架上で完成:成し遂げられた。
 (ヨハネの福音19:30)、
 ついに、荒らす憎むべき者:破壊者自身が定められた通りに自滅します。

 ダニエル書:この個所は特に誤った解釈をしてしまいがちなところです。

 日本の聖職者・神学者も多くはここでつまずくため、ヨハネの黙示録も誤った解釈をしてしまいます。この原因は聖書を日本語に訳された時点に起きています。
 「彼は」が、「メシア」にかかる言葉か、「荒らす者の憎むべきもの」にかかる言葉なのか・・・。
 残念ながら、日本語訳出聖書を比較してみましたが、ヨハネの黙示録に登場する「獣」の影響からか、
 どれも、「荒らす憎むべきものが犠牲をやめさせる」ように書いてあるため、これが新たな時間的食い違いを派生し、逆にヨハネの黙示録にまで影響しています。

 現代はまだ、「メシアは多くの者と契約を堅くする」時間の中にあります。
 これは、「異邦人が入ってその数が満ちる」時までのことです。

(4) 起算年詳細:批判比較文書として参考までに下記HP。
  http://www.kingdomfellowship.jp/Characters/Daniel.html

 紀元0年はないことに注意。この時間のカウントのし方についていくつかの解釈があります。すなわち1年を360日とする聖書の記述に従うと、483年とは483×360=173880日であり、1年を365日で数えると173880÷365=476.4年となります。ただし閏年を調節しますと、エルサレム再建令がアルタシャスタ王によって出されたBC445年3月14日から数えますとAD32年4月6日となり、この日にイエズスは、ロバに乗ってエルサレムに入ったと言われています
(→詳細は、
 http://www.juntakaki.com/cgi-bin/library.apc?list=s&cid=12&file=html)


(5) 紀元前536年に、キュロス(クロス)王は、ユダヤ人が宮を再建することを許可しました。BC520年には、ダリウス王がこの命令を再発令。BC515年に宮が奉献されるにいたりました(エズラ書6:13〜18)。

(6) 例えば、BC 465年チスリの月(前464年)とニサンの月との間に書かれたユダヤのエレファント・パピルスには、「アルタクセルクセス即位の年」と明記されています。
 そして、四つの古代資料の年代記は、いずれも、アルタクセルクセスの第7年が前458年春のニサン(1月)から、前457年春のアダル(12月)まで、という点で一致しています。
 「苦しみの時代に、広場と石垣は建て直される」
 「広場」とは、神殿の前広場のことで、「石垣」とは、町を包囲する城壁のことです。

(7) [注]ネへミヤ記第3章で、ネへミヤは、「補修」という語を33回出しています。
 このような困難を経て、52日かけて、ついに修復工事は完了しました。
 BC 444年のこの城壁の建設は、預言された「新しい」壁の建設ではなく、敵が崩した壁の修復のことです。

(8) 参考文献:アンナ・カタリナ・エンメリックと言う幻視者の著書
 「キリストのご受難を幻に見て」

(9) 旧約脱出30:10
 「アロンは年に一度、祭壇の角に償いの式をしなければならぬ。償いのいけにえの血で、アロンは年に一度、祭壇を清める。世々にこれを受け継げ。この祭壇は、特に主に聖別されたものである」。
 「レビの書16章1〜34節」参照してください。

【 要 点 】
 年に一度の日=「キップルの日」、第七 (ティシュリ) の月 (9月,10月) の10日。
 大祭司は、自分と自分の家族の罪償のいけにえとして若い雄牛をささげ、民の罪償のいけにえとして雄やぎをささげ、あがないの式をそれぞれ行います。
 若い雄牛の血を取り、指でカポレットの東側に血をふりかけ、カポレットの前には、指で七たび、血をふりかけます。
 雄やぎの血も同じようにカポレットの上と前に血をふりかけ、大祭司とイスラエルの子らの不浄と、あやまちと罪とを償うために、罪償のいけにえの式を行います。
 聖所の中に入る時から出てくるまでの間は、大祭司以外に誰も、出会いの幕屋に入ってはいけません。
 さらに、主の前にある祭壇のためにあがないの式を彼自身と家族とイスラエル全集団のために行います。すなわち、若い雄牛と雄やぎの血を取って、祭壇の四隅の角に塗り、その祭壇に七たび血をふりかけ、祭壇を清め、イスラエルの子らの不浄からこれを聖別します。

※ 「カポレット」 = 「イラステリオン」 = 「償いを行うもの」 = 償いを行う道具のことです。
 言語の語源は不明。聖櫃の蓋というだけの意味ではありません。
 これに大祭司は、年に一度、いけにえの血を注ぎました。
 聖パウロは、「イラステリオン」をキリストに当てはめ、「償いとなだめ」として信徒に教えています(ローマ3:25)



【 参考文献 】
バルバロ神父訳 「聖書」(講談社)
マリア・ワルトルタ 著 『 時の終わり 』 日本語翻訳版(抜粋)
 マリア・ヴァルトルタ「手記」抜粋 世紀末の黙示録

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著者:baramado
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